 |
BEST OF エリック・クラプトン グレッグ・カーティス ティム・ピアース ワーナーミュージック・ジャパン 1999-09-29
by G-Tools |
しばらく前からエリック・クラプトンにハマっている。とても気分が落ち込んでいて元気が出なかったときに、ふと聴いてみた「BEST OF」がきっかけ。そのとき聴いたのは、私がZEPを好きになるよりはるか昔に、なんとなくレンタルしてきてMDに録っておいたもの。当時はちょっと聴いただけだった。それが、そのときには何故か無性に聴きたくなった。
彼の歌声は疲れた私の心にすうっと入り込んできた。押し付けがましくない静かな歌声が、そのときの私にはとても心地よかった。それ以来、頻繁に「BEST OF」を聴くようになった。
クラプトンと言えばギターを抜きにしては語れないのだろうけれど、私はギターよりも彼の歌声が好きだ。もろ私好みの声。聴いていると癒される。押しも押されもせぬギターの神様に向かって、「ギターじゃなくて声が好き」なんて言ったら、ファンに殴られるかなあ(汗)
歌い方もとても好き。上手いわけではないけれど、独特の味がある。歌い上げるというよりは、淡々と言葉を重ねていく感じで、それがすごくいい。
「BEST OF」の1曲目、「Blue Eyes Blue」が特に好きだ。歌詞を知らずに、やさしい曲調の甘いラブソングかと思って聴いていたら、実はものすごく悲しい内容の曲だと最近になって初めて知って、びっくりした。「永遠と思っていたのに君は行ってしまい、僕はひとりぼっち。君なんて信じるんじゃなかった」みたいな歌詞…。
そういえば、唯一聞き取れたのが「It was you, it was you」で、なんで過去形?とちょっとそれが引っかかってはいたのだけれど。「君がいてくれたから、今の僕がある」みたいなことを歌っているのだろうと勝手に思い込んでいた。
でも、考えてみればそもそもタイトルからして「Blue Eyes Blue」。「make my blue eyes blue = 僕のブルーの瞳をブルーにする」から来ているのだった。全然気づかなかった。「青い青い瞳」かと単純に思っていた。それだったら「Blue Blue Eyes」になるのかなあ。よくわからない…。
それにしてもこの曲は、本当に素敵な曲だ。歌っているのは悲しい出来事だけれど、去ってしまった恋人を恨んでいるようには聞こえない。むしろ、今でも愛しているというその気持ちを歌っているように思える。「君なんか信じるんじゃなかった」という歌詞も、「愛している」という言葉と同じような響きで聞こえてくる。私が最初にこの曲を好きになったのも、愛しくて愛しくてたまらないという感情が歌から溢れているように感じたからだった。そういう意味では、この曲ってやっぱりラブソングなんだなあ、きっと。
最近のコメント